「ちいさなおうち保育園の理想とする保育」

保育理念「3歳までは人と比べずあったかく」~3歳児以降の発達の基礎を育む~

あそびの中での学習

ちいさなおうち保育園では、日常のあそびを大切にした保育を行っていきます。日々のあそびには、人が生きるために必要な基本的な動作が含まれています。

あそびの中で基本動作を繰り返し習熟することで、運動神経・感覚神経などの神経的発達と共に、物理法則を反復して実感・体感することで着実な学習が行われていきます。この経験が3歳以降の応用的な発達につながり、就学以降の自律学習意欲の最も基礎的な部分となっていきます。

それらの基本動作は、乳児からおおむね3歳児までの特定の時期に自然と興味を持つようになりますが、生活環境(地域、住環境等)によるハード面の制限や、発達という概念に対する知識と理解の不足(発達の個人差への理解、保護者が収集する情報の偏り)などのソフト面での制限により、子ども本人が満足がいくまで基本動作の繰り返しを行うことができず習熟するに至らない可能性もあります。

誰にも奪えない財産

0歳~2歳までの時期にどのように周りの環境と関わったかによって10年後、20年後・・・一生の行動パターンの基礎が形作られます。そして、その時に必要な刺激や経験とは決して特殊なものではなく、日々の生活の中でつちかうことができるものです。3歳児までの刺激や経験は子どもにとって一生の財産であり、この先世界がどのように変わろうとも奪われることはありません。子どもたちに何を与えるか?お金や権利も大切です。しかし、それらを使いこなすための知識と知恵を得るほうがもっと大切です。そして、知識と知恵を手に入れるための基本的な自己肯定感さえあれば、あなたの子どもは世界中どこでも生きていけるようになります。

ちいさなおうち保育園は、保育の専門家である保育士が子どもがあそぶ環境を整える中で、子どもたちが園の活動の中で自然と夢中になる人間のあたりまえの基本動作を、あそびの中で満足するまで繰り返し習熟することを大切にします。そして、場面ごとに、湧き上がる子どもたちの思いを受け止め、それらに適切に応答することで自己肯定感の成長を促し、子どもたちの健やかな人生の基礎作りをお手伝いします。

小規模保育園の強み

大人数のなかで他者との関係を築いていくことは社会で生き抜く力の基本ですが、

まずは、

3歳児までは子ども個人をしっかりと受け止めて応答すること」

「子ども個人の欲求や要求をしっかりと認めてあげること」

が非常に重要です。

将来、人と比べられ続ける過酷な競争社会を生きていく我が子に「今だけ」他人と比べない自己肯定感を高める環境を経験させる。

当園のような小規模保育園の強みはここにあります。

乳幼児期に安心できる大人に密に囲まれて、人と比べずに自分のしたい体験をしっかりと積むことで、3歳児以降の、人間関係、言葉、表現などもぐんと伸びていきます。

以上の理由で当園は「3歳までは人と比べずあったかく」を保育理念としています。

※3歳~5歳期 小学校就学後の自律的な学習意欲の基礎を育む

保育方針

「健康第一」

身体発達と精神発達には相関関係があります。様々な経験や教育を適切な状態で受け取る土台が身体の健康です。各園児ごとに特定の運動の習熟度を目安とし、筋力の適切な発達を目標とします。運動遊びと食育によって身体の発達に欠かせない刺激と栄養を提供します。

 「運動あそび」

園長が整体(オステオパシー)で培った知識や経験を元にして、各園児ごとに運動遊びを保育活動の中に取り入れます。これらの働きかけによって統合的な筋肉の発達を促し、体幹のバランスが整う成長を目指します。もちろん、運動を無理強いすることはしません。楽しくあそんでいる内に身体のバランスが整っていくようにしていきます。

「信頼関係」

乳幼児期は他者との信頼関係の基礎が構築される大切な時期です。子ども達との密接な信頼関係を築けるように子どもたちの欲求に対して「受容と応答」を軸として保育を行います。

保育目標

あそび

子どもたちはどこでも自由にあそびます。しかし、あそぶ環境を保育士が適切に用意・整えることで、子どもたちのあそびの幅や可能性がぐんと広がります。子どもたちの意欲が最大限となるよう保育士が創意工夫を施します。あそびの中には子どもたちの未来が詰まっています。

生活習慣の習得

食事、排泄、休息、衣服の調節・・・同じ生活習慣を繰り返すことで、基本的な習慣を身に付けることを目指します。家庭での準備も生活習慣の獲得の一環としてご家庭での協力をお願いします。この時期に丁寧に生活習慣を身に付けることで、将来の安定した生活リズムの獲得が期待できます。

食育

自園調理を行い、「食育」に力を入れています。栄養はもとより、季節食材、季節行事、誕生会、食育イベントなどの行事食を通して、伝統文化や国際文化を学ぶ機会も設けています。食べることは成長の必要条件。食べることに興味を持って、楽しく食べることを大切にしていきます。

安全

お預かりするお子さまの生命の安全を第一に優先します(安全が確保できないと判断した場合はお預かりをお断りします)。安全に細心の注意を払いながら、子どもの成長過程における意欲や可能性の広がりを妨げることのないように保育を行います。各家庭の状況を踏まえながら連絡を取り合い、お子さまの成長を共に実感できる保育を目指します。

 子育て支援

専門知識を持った保育士が、入園児の保護者のみではなく、地域の子育て家庭への支援も行います。一般参加型の行事を不定期開催しています。子育ての楽しさだけでなく、悩みやストレス解消ができる場所、地域の子育て家庭同士のつながりを作れる場所として機能していきます。